2015年08月10日(月)
3月7日に、紀南文化会館大ホールにて、「第4回 いのち❤大切シンポジウム」を開催しました。
テーマは「地域の強みにもっと気づき、活かそう」
第1部 招待公演は「絆:大規模災害からの教訓」講師は高橋祥友先生。司会は和歌山県精神保健福祉センター小野善郎所長でした。
高橋先生は自殺対策に長年取り組まれ、東日本大震災後、筑波大学に設置された災害精神支援学教授として活躍されています。
日ごろできる災害への備えとして、
服薬している薬を、1日分シートごとを携帯で写真に撮り保存する。
混乱時、病をご自身で説明できない場合であっても、薬の画像を見せるだけで適切な医療支援に結び付きやすくなる。
自殺対策には「孤立を防ぐ」。日ごろの地域のネットワーク作りと、支援者自身のメンタルヘルスも重要。支援者の燃えつき防止には、支援者自身が仕事の意義と限界を自覚、状態をなるべく客観的に見つめられるようにすること。そのために、支援対象者との距離をとることも大切である。同僚同士の支援を得ることが重要、とお話しいただきました。