和歌山県自殺対策強化補助金事業
活動報告これまでの活動の記録と報告

いのち大切シンポジウム2026 報告

『いのち大切シンポジウム2026~自ら死ななくていい理由をみつけよう~』を開催いたしました。

開催概要

開催日時: 2026年2月15日(日)13:30~15:30
開催場所: 県民交流プラザ 和歌山ビッグ愛(和歌山市内)
参加人数: 48名
講  師: 岩橋 多加寿(岩橋クリニック・三国丘こころのクリニック日本精神神経学会専門医・指導医子どものこころ専門医・指導医)、古宮 圭(たいようファミリークリニック院⾧ 小児科医)、東 睦広(NPO理事⾧ 精神科医)、榎本 裕紀子(当NPO 副理事⾧ 看護師)

総合司会: 宇和千夏 ゲートキーパーアナウンサー

開催報告

49名の方から参加申し込みがあり、当日は48名の方が参加されました。
第一部では、児童精神科医として日々、子供達のメンタルヘルスと向き合ってきた岩橋多加寿先生(岩橋クリニック・三国丘こころのクリニック日本精神神経学会専門医・指導医子どものこころ専門医・指導医)より、【若い人はなぜ自ら死のうとするのか】をテーマにご講演いただきました。参加者からは、「参考になった」との回答が多く得られました。
第二部では、岩橋多加寿先生、たいようファミリークリニック院長で「不登校カフェ」を主催してこられた小児科医古宮圭先生、当NPO理事長の精神科医東睦広、当NPO副理事長の看護師榎本裕紀子を加え、【生きる理由やっとみつけた】をテーマにシンポジウムを行いました。また、シンポジウムの中で行ったワークショップでは、参加者の方々も様々な意見を述べていただき、有意義な時間となりました。
講演会、シンポジウムともに、参加者の方々は、メモを取りながら、熱心に聴いて下さっておりました。
ご参加いただいた方々、ありがとうございました。

私たちの運営イベントは、
和歌山県自殺対策強化補助金/若年層自殺対策事業
支援を受けております。

参加者属性とアンケート集計結果

参加人数について

人数
事前申込者49
当日申込者4
欠席者5
参加者48
グラフ

アンケートの結果(回答者46名)

質問1 あなたのご年齢を教えてください。
年齢回答数
10代2
20代0
30代2
40代6
50代16
60代14
70代4
80代以上2
年齢グラフ
質問2 あなたのご所属を教えてください。
所属回答数
会社員・公務員6
教職員3
医療関係者9
学生2
民生委員1
自営業1
パート8
アルバイト1
その他15
所属グラフ
※その他の回答:無職、年金生活、子ども食堂、フリーランス等
質問3 当NPOのイベントの参加について。
回答数
初めて参加34
参加したことがある11
不明1
所属グラフ
質問4 このイベントをどのようにしてお知りになりましたか。( 複数回答可)
どのようにして知ったか回答数
当NPOウェブサイト3
ニュースレター(当NPOからのご案内)2
ニュース和歌山7
新聞折込広告11
公共機関での配布チラシ11
フェイスブック広告2
クラウドワークス0
友人・知人の紹介12
朝日新聞1
どのようにして知ったかグラフ
質問5 どの内容に興味がありますか(複数回答可)
内容回答数
第一部 岩橋多加寿先生講演会40
第二部 シンポジウム35
※3名回答なし
興味グラフ
質問6 ゲートキーパーという言葉をご存じですか
回答数
どのようなことをする人か良く知っている14
聞いたことはあるが内容はよく知らない14
聞いたことがない18
ゲートキーパーという言葉をご存じですかグラフ
質問7 心の安全パトロール隊員(ゲートキーパー)養成講座受講歴について
受講歴回答数
受講したことがない34
ベーシックコース受講済み9
アドバンスコースを受講済み3
心の安全パトロール隊員(ゲートキーパー)養成講座受講歴についてグラフ
質問8 第一部「若い人はなぜ自ら死のうとするのか」岩橋多加寿先生の講演について
第一部講演会について回答数
参考になった43
普通3
あまり参考にならなかった0
聴いていない0
第一部「若い人はなぜ自ら死のうとするのか」岩橋多加寿先生の講演についてグラフ
質問9 第二部シンポジウム「生きる理由やっとみつけた」について
第二部シンポジウムについて回答数
参考になった38
普通
あまり参考にならなかった0
聴いていない0
未回答7
第二部シンポジウム「生きる理由やっとみつけた」についてグラフ
質問10 気持ちがつらそうな方の話を聞いてみたことがありますか
回答数
はい36
いいえ4
わからない5
未回答1
気持ちがつらそうな方の話を聞いてみたことがありますかグラフ
質問11 気持ちがつらそうな方の話を聞いてみようと感じましたか
回答数
はい33
いいえ2
わからない9
未回答2
気持ちがつらそうな方の話を聞いてみようと感じましたかグラフ
質問12 心の安全パトロール隊員(ゲートキーパー)に興味をお持ちいただけましたか
回答数
はい33
いいえ0
わからない10
未回答<3/td>
心の安全パトロール隊員(ゲートキーパー)に興味をお持ちいただけましたかグラフ
質問13 イベントの内容について、多くの方々に興味を持っていただける内容についてご助言、アイデアを教えてください。(心を病み苦しんでいる方、あるいはその支援をしている方を対象としています。)
  • 興味や関心を持っている人は多くいると思いますが、なかなか会場までの参加となると、難しい人がいるのだと思います。時間帯やzoom参加などが出来ると若い年齢の人は参加聴講しやすいと思います。
  • 死にたいではなく、生きる自信がないと思うことがある。正直なところ、精神科東先生に診察して頂くと思っていなかったけれど心から感謝です。今日参加したり少しずつ光が見えたような気がします。前向きになりたい。いつの間にか乗り越えたいです。
  • 悩んでいる子供がいれば、その親も悩んでいることが多いと思います。そんな悩める当事者(家族)に向けて活動をアピールしてはいかがでしょうか。例えば小中高校に案内のポスターを配布し、親(家族)が集まる授業参観等の機会に提示してもらう等。
  • 若い方ではありませんが、長年仕事で困難な状況にある方々の相談に関わっていましたので、今も関心があります。今は高齢者の傾聴ボランティアを時々しています。
  • 実際、利用者さんはAIのオープンチャットで苦しいこと、つらいことを伝えて、返答で癒されている人がいます。対人恐怖症の人にはそれもいいのかなと思いました。なかなか人に相談できない人がいます。孤独は「悪」と決めないで、孤独も選択の一つであってほしい、それでも良い、対面だけのつながりがすべてではないと思います。
  • 私は死にたい人の話を聴いたことがありません。死にたい原因を聴きますと、コメンテーターはおっしゃってましたが、私はどうしたの、何があったのと声をかけ、話を聴くだけで、原因まで聴けないと思いました。人間関係ができているからこそ、原因を聴くことができるのでしょうか?
  • 行政(県民の友や市報和歌山など)の月刊情報誌にもイベントの開催について乗せてみてはいかがですか。又、保健所や専門の医療機関を巻き込んだイベントの開催を検討してみてはと思います。
  • 本来の効用される薬が別に使用されているのが、現在は、容易に入手できるようになっているように思います。以前は余り無かったと思われます。
  • 若者育て、人育て、お互いが知識、思考、情報を共有し、一生お互い=みんなが育っていく。
  • 自己肯定感を大切にすること。
  • 支援者が心折れない対応方法。
  • 気持ちがつらそうな方の話を聞くことが辛く感じることもあり、ずっと引きずってしまうことがあり、肯定して傾聴する難しさを感じます。
  • 始めから、YouTubeかzoomでの配信があってもよかったかもしれません。様々な意見、道をも否定されない、このような参加しやすい場所は良いかなと思います。個々個人の状態によると思いますが、エンディングノートを書いてみるとか、棺の中に入る体験も良いかもしれません。親戚や知人などのお葬式を経験したり、年齢を重ねるにつれてガンや生活習慣病など現実的な健康問題を感じるようになりました。そうすると「死」とは何か理解しつつあって自死に向かう気持ちが消えていきました。
質問14 その他、お気づきの点、ご要望等ございましたらご記入ください。今後の参考にさせていただきます。
  • 困難を抱えている子ども達にかける言葉はとても難しいと思います。子供たちが将来に向かって生きていけるようになるにはしっかり寄り添ってくれる人がいるということ、そして自分の居場所、帰っていける場所、安心できる場所があることが大事だと思います。(それが家庭だといいのですが)AIはどこまでいってもAIで、やはり人とのかかわりが一番大事だと思います。間違いもある人間が必要です。
  • AIのことなど、知らない事も多く、でもやっぱり基本ベースは変えられないかも…。人と人との関わりや、聞くこと、寄り添う姿勢。少しでも自死で亡くなる若い方が減って、幸せを希望をもてる社会になりますように。
  • いろいろな立場の方の話を聞けて良かったです。ありがとうございました。
  • 幸せな子供時代をおくれた人は本当にラッキーということで、そうでない人(子供)のヘルプをいかにすべきか?本当に難しい問題ではあります。若者に送るべき言葉ですが…、悩める若者に対して、果たして伝えるべき大切な文言があるでしょうか?困難な問題ではあります。
  • 小さい頃からゲーム三昧の子供は、「生き返ると」と思い込むかも…。たまごっちの話、リアル過ぎて怖くなりました。でもそのゲームを作成しているのも大人なんですよね。人との対話大切なんですね。
  • ゲートキーパー講習を受けた人にも、この様な講演会があることを知らせていただけたら嬉しいです。
  • 子どもを望んでいるご夫婦から子育て中の親が、今日の様なお話を聴く機会がたくさんあれば良いなと思いました。
  • 所用で少し早く退出しました。勉強になりました。ありがとうございました。
  • 専門的立場の方々からたくさん辛い思いを抱えている若者についての社会的背景や対応の仕方についてご助言いただき自身も学校現場で同じような声を受け止める中で大変参考になりました。ありがとうございました。
  • 話(つらい方の)を聴くまでの信頼関係を作っていくのが大変だと思いました。
  • 中高生向きのイベントをしてほしいです。
  • 存在を否定されないということが大事なのかなと思います。
  • 資料があればよかったです。
  • スマホを何とか使える程度なので、行事をキャッチしにくい、今日も友人からのニュース和歌山のチラシ郵送…。ニュースレター・案内希望します。
  • 画面グラフの数字が見えづらかったですが、話の内容から読み取れました。講演中のスタッフの動きが少し気になりました。出入りや動き回りを最低限にしていただきたく思います。後半は気になりませんでした。運営おつかれさまでした。
  • このような講座は啓発活動として、また支援者を増やしより良い支援につながる大切な活動と思います。良い企画と思います。ありがとうございました。
  • うつの方が自殺の方向に行くのはしんどい思いから逃れたいから、死の方向に行ってしまうと思うのですが、そのしんどさに寄り添うのは難しいと思います。
  • 最近受講者に必要な資料はお金がかかるから無いのですか。今回は聞くこと、聴くことですね。最近本に書かれていた肯定会話方法について勉強も必要と思います。
  • いつもイベントをして頂きありがとうございます。本日も、良い気づきもあり学ばせて頂きました。自身の範囲からまず進んでまいります。
  • 参加者に資料配布。第二部の時間延長してもいいかも。第一部わかりやすく。アンケート記述欄の拡大。
  • 今日は有難うございました。子育て時期にお話聞く機会があったらと思いました。
  • ACEがありすぎて、20代はトラウマに苦しめられましたが、恐らくはPACE的行動と取れているのだろうと私自身思っています。その点に於いて、講演会を聴きに来て良かったと思います。どうしても若者は、10代以下が支援の中心と思いますが、援助希求すらできない私みたいなのと、20代が対象になる、AI等活用した、そもそも人を介さない(人を頼れる時は頼れる)SNS等の比較に入らずが望ましいように思います。生きる意味は、私自信が体が喜ぶことをすることと気づきました。
参加の方法、私たちの活動に参加したいと考えられる方は、今後の開催イベントをご覧ください。

私たちの活動を支援したいという方もぜひコンタクトを取ってください。