お知らせ

いのち大切シンポジウム2022のご報告

2022年02月23日(水)



●いのち大切シンポジウム2022
~心と体の健康づくり 医療・ヨガ・心理・宗教の智慧~

開催日時:2月20日(日)14:00~16:10

コロナ第6波の真っただ中のためオンラインで開催しました。

ヨーガ療法士の岡先生は会場の和歌山ビッグ愛9階会議室にお越し頂きスタッフと一緒に配信を行いました。ご講師の先生方、ご参加の皆様、ご協力くださった皆様に感謝申し上げます。また、当日の運営にあたりNPOサポートセンター志場様にも多大なご協力賜り感謝申し上げます。

いろいろな分野の方と当NPO理事長の交流を通じて、日常生活でのメンタルの安定に役立てる情報をお届けするべく企画しております。

今回はヨーガ療法士の岡良夫先生と浄土真宗のお坊さんでミュージシャン・心理士・YouTubeなどいろいろな切り口で活動されている藤岡延樹先生にお越し頂き実習・講演・ディスカッションの2時間でした。

注意:当NPOは宗教関係の協力者も多数いらっしゃいますが、特定の宗教や宗派をお勧めするものではありません。また、特定の信条や哲学をお勧めするものでもありません。

色々なメソッドや考え方をご紹介することはありますが、医療的あるいは学問的に認められているのか否かをご紹介の根拠として注意してまいります。

●ヨーガ実習 岡良夫先生

ヨーガの歴史やヨーガ療養学会での研究成果などヨーガの概要をご紹介いただいたあと、椅子に座って出来る首や肩周りのエクササイズ、呼吸への意識など教えて頂きました。

行者が行う宗教的高みを目指すヨーガと現代エクササイズとしてのヨーガの両面を知ることができ奥深さを感じました。簡単なエクササイズで首肩周りがすっきりすることにも驚きがありました。

ヨーガ講座はコロナ禍でもあり人数制限をしているので申込みに対してお断りしている状況だそうです。少しのワークでこんなにすっきりするので人気というのも理解できます。

●講演「信に死し願に生きる」藤岡延樹先生

仏教とは何か。哲学でありメソッドであり宗教でもある多面的な要素を持つ仏教のご紹介。創始者のお釈迦様の苦悩や人生への問いとは何か?その答えを求め悟った境地から仏教が生まれてきたということがよく理解できました。

私たちに「言葉」として伝わってくる事柄を「情報」と「物語」という切り口に分け、宗教は自分の人生に語りかけ、影響を与える「物語」だとご紹介くださいました。

「自分事として受け止めることができるもの。」「自分自身に問いかけてくるもの。」それが物語だと。その物語を受け止めて「人生上の問題」から「人生そのものの問題」に意識が移ってゆくことで「人生への意味」を問う気持ちに変わってくるのだそうです。

肺がんで余命いくばくもない方が宗教的視点から感じ取られた「人生への意味」など分かりやすいエピソードを通じて、宗教やあるいはそれに類する思想や哲学から人生への視点が開かれてくる様子を追体験させて頂きました。

●シンポジウム

東理事長のコーディネートで開催されました。時間があまりなかったため、人の助けになると感じて目の前の活動に取り組んでいるモチベーションを中心にディスカッションされました。興味深い内容でしたが、もう少し時間があると内容が広がったように感じられ、残念でした。運営上のミスでもあり先生方、ご参加の皆様にお詫び申し上げます。

●ビッグ愛からの配信の様子

以下アンケートの集計をご紹介します。ご回答ありがとうございました。

頂いた皆様のご感想
コロナ禍で、閉塞感が強くなっています。今後も、学びの機会をいただき、精進していきたと考えています。本日は本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
藤岡先生のお話が大変興味深かったです 若い人に宗教的な話は難しくどう価値観を変えてもらえるかは難題です
ありがとうございました
本日はありがとうございました
岡良夫先生の体の視野、心の視野、呼吸、わかりやすく説明してくださりありがとうございます
藤岡延樹先生 自転車に乗れる 学んだことの証しは何かが変わる
0点で救われる 情報と物語について、とてもわかりやすくお話してくださってありがとうございました東先生、藤浪先生、この企画をしてくださったことに感謝します
ぜひまた参加させていただきたく思います
ありがとうございました
ヨガのこと知らなかったことを知りました。藤岡延樹先生のは難しく何を言いたいのかよくわからなかった。いずれにしても参加させていただきありがとうございました。
 有難うございました。テーマは、重いですが実に重要ですね。私は、学校現場で「心の課題」を抱えた先生方に出会います。昨年度も2名の方が「病気休職」して、現在復帰の準備をしています。
今年度も、医療に係わりながらも心の安定が得られず悩んでる若い先生の相談に乗っています。自らが道を選択・決定できるように支援できれば、最悪にはならないと信じています。私のかかわりが、情報であり、物語になれればと思いました。
今後も、研修会に参加させて頂きたいので宜しくお願い致します。
岡先生のご講演は、呼吸法を一緒にすることでとても気持ちがよく、お話も分かりやすかったです。父が肺気腫で亡くなったので、最後は波が引いていくような感じでした。人によれば呼吸ができなくなるのは窒息なので苦しまれる方もいらしゃると聞きます。息をすることの大切さ ありがたさ、そして癒しや心を落ち着ける効果があることを教えていただきました。ありがとうございました。
藤岡先生のご講演は、信仰をしているものですから とても興味深く心に響くものがたくさんありました。特に「情報」と「物語」の比較が分かりやすく、自分のことのようにといううところが共感できました。お坊さんのお話を聞いたとき、まるで私の悩みをこの方は知っていたかのように話してくださることに、度々遭遇するからです。とても ためになるお話で聞いただけで終わらず、心にとめて悟れるように生きてたいと思います。
本日は、ありがとうございました。
心に響くお話をいろいろお聞きすることができました。
私は仏教や宗教哲学的な学びは詳しくなく、ほとんどわかりませんし、何事も感覚で捉えるところがあります。ですが、精神世界的なことは結局は同じような着地点というか似たようなことを言われている気がしています。
それを誰から教わるのか、またどのタイミングで受け取ること(腑に落ちる)ができるのかに違いがあると感じますし、また生涯、気付きを得ることなく人生を終えることもあるかもしれません。
でも、そういう教えや学びを伝える人がたくさんいることは、世の中を変えることにつながる気がしています。
今回も大変素晴らしいシンポジウムでした。ありがとうございました。
藤岡先生の、「人生上の問題と、人生そのものの問題」と言うお話をお聞きして、感じたことを書かせてください。

呆気なく逝ってしまった父も、一人病院で頑張ってくれている母も、子供達に迷惑をかける事のない様、人生を貫いているのではと、自分勝手な考え方だと思いながら、最近その様な思いを心の底に持っていました。
九十歳を越えた両親が、どんなに子供達を大切に思い、支えてくれているかを感じては涙してしまう日々です。

そんな時に教えて頂いた、「人生上の問題と、人生そのものの問題」今、私が抱えている問題そのものだと思いました。
人生上の問題だけに捉われるのではなく、人生そのものの問題として向き合って行く事が、両親への孝行になるのかと思っています。

良い時間を頂いた事に感謝している気持ちをお伝えしたく、長々となり申し訳ありません。

自分の事で精一杯の私ですが、機会があれば講座やシンポジウムに参加させて頂きたいと思っております。

 

第36回こころの安全パトロール隊員養成講座ベーシック(2022年1月開催分)ご報告

2022年01月23日(日)




『こころの安全パトロール隊員養成講座:ベーシック』

開催日時2022年1月23日(日)9:00~12:00 のご報告です。

久しぶりに対面講座を開催する予定でおりましたが

コロナ感染の第6波で和歌山県での感染者数が過去最高を更新している状況のため

ZOOMによるオンライン講座に限定して開催しました。

28名のご参加をいただきました。ありがとうございました。

師はいつもの東睦広理事長

(心のSOSサポートネット理事長 日本赤十字社和歌山医療センター精神科部長)

内容は心の病全般に関する基礎知識の講義でした。

うつ病、統合失調症をはじめ心の病の特徴や対応の注意点、

ネットでの対人やメンタルのトラブルについても紹介がありました。

コロナに関する心構えなどにも時間を割きました。

ご参加の皆さんから、たくさんのご感想、ご意見をいただいています。

ありがとうございました。

ご職業や所属が記載された部分を削除して掲載させていただいています。

今後、ゲートキーパーとしての活動に対するフォローアップ研修会、

上級コースのアドバンスコース研修など一般的なものから専門性の高い内容まで種々開催してゆきます。ぜひご協力・ご参加をお願いいたします。

以下はご記入いただいたアンケートの集計です。

●皆様からのご感想(ご所属や会社名など個人につながる部分は削除させていただきました。)

大変勉強になりました。
ありがとうございました。
今後も研修を受講し、学びを継続していきます。お互い寄り添いあえるのが一番いいです。お互いの気持ちを理解しあうことは難しいとおもうけれど、相手を気遣う心は持ちたいです。
東先生の講義は解かりやすく、とても勉強になりました。ありがとうございました。
自殺を考えている人は自分がどんな状態で何をしていいのか分からない状態でこちらが声をかけても返せなかったり反応できないということがよく分かった。具体的にどう声掛け行動したらよいのかよく理解できた。
初めて受講しました。今後もし何かあれば役にたつものだったと思います。ありがとうございます。
発達になんらかの障害がある方々への知識を身につけることが必要だと感じます。私自身の母が統合失調症ですが、生まれ持った発達障害があったのではないかと最近気づきました。
よい勉強の機会をつくって頂きありがとうございました。これからも学ぶ機会をお願い致します。
ゲートキーパーに興味を持ち、初めて受講しました。専門的なことは難しかったですが、これを機に勉強を始めていきたいと思います。本日はありがとうございました。
今のコロナ禍で子供達も大人も一層過酷な状況にあると言う事が分かりました。互いに身近なところにいる人にまず、声を掛けコミュニケーションをとっていく大切さを認識できました。ありがとうございました。
ベーシックは二度目の受講ですがより理解が深まりました。精神疾患の知識を学ぶこともとても重要だと感じます。ありがとうございました。
声掛け『感謝の言葉』が印象的でした。有難うございました。
いつもお世話になっております。お役に立てるようさらに研鑽して参ります。ありがとうございました。
自殺したいと言われたとき、動揺せずに話せる人になりたいと思います。
人と話たり聞くことの多い仕事なのでいかせていけたらと思います
自殺してしまう人は精神疾患を患っている人が多いとは以前から知っていましたが、その精神疾患の内容について細かく分かりやすく講義をしていただき、大変学ばせていただきました。ありがとうございました。白浜の話で、死と言うものはその人の解放であって、この気持ちを共有する。この言葉に深く感じるものがあります。心をなだめ、向き合う、私がここに到達するにはまだまだ沢山の勉強が必要だとも感じました。これからも少しずつ勉強していきたいです。今後ともよろしくお願いします。
講義のなかで、当事者の経験及び病気の特徴など、詳しく解説していただいて、すごく勉強なりました。元同僚で友達になった方が、時々、うつ状態なり、そんな時どのように、接すればいいのか、わからなくなることも、ありますが、今日の講義聞いて、ちょっと理解できたように、思います。ありがとうございました
カウンセリングの話法とロールプレイングを練習してゲートキーパーになるのだと思っていたらメンタル疾患について詳しくお聞きできたのでとても参考になりました。コロナの状況が及ぼす自殺に対してのアプローチがありとても身近に問題を捉えることができました。

●また受診援助については以下のような結果でした。同じアンケートを3か月後の4月末にお伺いして比較します。

 

・つらそうな方に声をかけてみてよかった経験や、困った経験、声をかけられなかった経験など具体例がありましたら教えてください。(ご所属や会社名など個人につながる部分は削除させていただきました。)

気持ちを切り替えられたようで良かった
どのように声をかけて良いかわからない。特に、言ってはいけない言葉など。
私は介護支援専門員として利用者様や家族の方と話をする機会が多いです。介護をする側もされる側もつらい時はあるのです。その思いに寄り添うことが大切だと思います。
声かけをした後、その内容が適切だったのかそうでは無かったのかが分からず、自分自身が不安なまま過ごしています。
気持ちの受け入れだけで アドバイスは出来なかった
自分の体験と、重なったので、それを、はなしました
継続的に面談をしたりしておりますが、本人がどうしても自分はこのままの状態から脱したいという気持ちにはなりずらいようでもどかしく思いながら見守っております。
乳幼児全戸訪問で死にたいと言われた。
声をかけてあげたかったですが自分に心の余裕がなかったのと余計に傷つけたらという心配で一歩が出ませんでした。
同じ目線にたてた。
特にありません。
何度も話しかけ、少しずつ打ち解け理解を深め、手を取り合う事が出来ました。時間と信頼関係の大切さを改めて感じます。
家族に精神病がいます。声かけもしていいのかどうかと気をつかいます。
イベントなどで、カラーセラピーをさせていただいてます。初対面でつらいことを吐露される方は少ないです。
セラピーをしていますので相談セッションはたくさんしましたが重いお悩みの方はいなかったです。