2013年7月6日、ビッグ愛 会議室にて、第一回『こころの安全パトロール隊員養成講座』を開催いたしました。
17名の方が熱心に受講されました。前半は一般向けコースで行った、うつ病、統合失調症、不眠症などのおさらいをしました。
後半は支援者の心得として、
① 心の病を持つ人に共感する。
② 極度に孤立する理由を知る。
③ 具体的に支援を考える。
主に、双極性障害(躁うつ病)についての講義がされました。
躁うつ病は、気分障害に分類されています。 うつ病とほとんど同じうつ状態に加え、うつ状態とは対極の躁状態も現れ反復します。
躁状態の時に逸脱した行動が過ぎ、家庭、仕事、社会的信用を失うことで自殺リスクを抱えやすいことや、 うつ病より双極性障害の方が自殺企図率が高いという報告もあるとの話がされ、詳しい症状や支援する際の考え方などが話されました。
参加者の声の一部を掲載させていただきます
- 今までより掘り下げられていましたので興味深く>拝聴しました。もう少しケース別に、さらに詳細に知りたいと考えました。
- 大変勉強になりました。非常に専門的なお話もありましたが、素人にもわかりやすかったです。今後もよろしくお願いいたします。
- 私たちが、心悩みを抱えた方の支援をしていくことはもちろんですが、「支援できる事(素人でも)」を周囲に伝えることも大切だと思いました。(支援の輪をひろげること)
- 勉強になりました。生活に生かせるよう努めていきたいと思います。