命のメッセージ YouTube動画で“生きる”を届ける
“もう一度、生きてみよう”と願う
動画配信活動
私たちは、心から生きる希望を届ける動画配信活動を行っています。
YouTube動画の特徴
直接語りかけるあたたかなメッセージ、自死を考えている方が、どこにいても、誰にも打ち明けられなくても、スマートフォン一つでアクセスできるYouTube動画。
とても苦しい心に、“誰かはあなたを大切に思っている、どんなあなたも生きていていい”という言葉を、ストレートに伝えます。
さまざまな視点からのメッセージ
専門家、経験者、支援者、時には若者や子どもたちの声も。「生きていてほしい理由」「悩んでいい、頼っていい」といったテーマを、真剣に、時には優しく語りかけます。
緊急支援のための多彩な動画コンテンツ
- 生きる勇気を後押しする「応援メッセージ」
- つらさを分かち合える「経験者の語り」
- 心をほぐすリラックス動画、呼吸法や自律訓練法の紹介
- “困ったらどうする”“どこに連絡できる?”基本情報動画
誰かの“死にたい”気持ちが、“もう少し生きてみようかな”に変わる歩をサポートしたい。
動画には全て、専門家監修と心の安全への細やかな配慮を加えています。
補助金を活かして実現すること
和歌山県自殺対策強化補助金/若年層自殺対策事業の
支援を受けております。
制作費や配信インフラ、動画の拡散、字幕・多言語化も補助金のご支援で拡大中。全国どこからでもアクセスできる「いつでも・誰でも・一人じゃない」支え合いの場を構築しています。
動画視聴者へのアンケートや相談窓口案内、専門スタッフによるフォローなど、連絡を“つなぐ”体制も順次拡充中です。
YouTube動画の制作について
目的
COVID19の蔓延、未曾有の災厄、暴力の蔓延により生きることに苦痛を伴う時代。
人はいろいろなものに救いを求めてみても、そう簡単にはみつけられない。たとえ見つかったと思ってもいつも裏切られ、幻滅することもある。
制作方法
YouTube制作会社や動画制作の専門技能を提供できるスタッフに依頼。動画制作の趣旨を共有し、発信した動画をみた人の気持ちに寄り添い 責任をもって制作することを常に心がける。制作についてはメディアによる自殺事案の報道に関する規制事項に十分配慮する。
| 制作場所 | 心のSOSサポートネットYouTubeスタジオ(仮称) |
|---|---|
| 住 所 | 和歌山県和歌山市黒田2丁目2の22番 SKファーストビル7階 702号室 |
| スタッフ | フリーアナウンサー 宇和千夏 |
| 講 師 |
東 睦広 自殺予防にかかわる支援者 自治体の自殺予防実務者 和歌山保健所 精神保健福祉センターからのゲストなどもあり。 |
| アーカイブ | 初回制作;第1回 制作動画令和4年7月20日(水)19;00~ |
制作予算
当制作予定の動画は本来FMワカヤマと共同で制作していた番組、「こころの病を知ろう」という長寿番組の制作中止を受け、当NPOが推進する精神保健福祉のメディアによる普及啓発のとして展開している。そのため和歌山県自殺対策強化補助金の支給対象であるため 制作した動画の自殺予防への寄与の可能性が評価してゆく。
YouTube動画の評価
自殺予防に貢献しているか否かの評価について。YouTube自体には 配信チャンネル自体の登録者による評価 動画についての「いいね」評価などがあるため一定数の客観的評価は可能である。しかし自殺予防の実務者 あるいは自殺未遂者当事者にとって自殺しようとする気持ちに寄り添い 自殺を思いとどめることができているかの実際的効果の評価については自殺未遂者に直接動画をみてもらい感想を聞くということも必要。
最初に見ていただきたいYouTube動画
私たちの発信するYouTube動画の中で、まず見ていただきたい4本を紹介します。
心のSOSサポートネットについて
私達のNPOは2011年2月に発足した自殺予防を目的としたNPOです。当時和歌山では多くの人が誰とも相談できずに一回目の自殺企図で命を落としていました。ですから、まさに今、自ら命を絶たんとするほど追い詰められている人に気づき 寄り添って 必要な支援につなげていける人、つまりゲートキーパーの養成を行ってきました。
また、自殺を考えてしまうほど孤立している人が、生きて行きやすい地域づくりにも取り組んできました。自殺未遂して、自信を失い、他の人と交流の場所を失ってしまった人のために活動してきました。ひどいうつ病を患った人が経営するレストランを助けるため、音楽演奏会を開いたり、当事者の制作した「絵画」や「楽曲」を販売するなどの就労の支援も行ってきました。
今、人はみな、いつ、国際的な紛争や暴力 未曾有の自然災害 犯罪に巻き込まれるかわからなくなりました。一人一人が生きる力をつけ、ストレスに対処し、苦しみながらも生き続けられるための支援をしていこうと思っています。当NPOのスタッフの中には、救急医療の現場で、自殺を考えて命を絶とうとする人と関わる機会があります。ほとんどの人が自ら命を絶ちたくて、絶とうとしているわけではありません。もっと早い、時期に周囲が気づけることができれば自死を防ぐ方法が必ずみつかると考えています。
体を大切にするということ(心身相関)
自分の体の健康のために自ら出来ることで思い浮かぶことには、マッサージする、健運動する、ゆっくり眠る、温泉につかる。
時には神様にお祈りするなどもあるかもしれません。
いろいろ思い浮かびます。しかしシンプルに考えると、自分の体の健康のために自分自身ができる最も効果的なことは。
「食べることと 息をすること」この二つです。
けれど人はたくさん食べすぎてお腹を壊したりしてしまいます。
自分の体のために食べているのに、もっと幸せを実感する方法はないのでしょうか。
ここで考えてみてほしいことがあります。自分の目にしてもらったこと 耳にしてもらったこと、指にしてもらったこと 肺にしてもらったこと いろいろ自分が自分の体からしてもらっていることを思い浮かべてみると、実は私たちは、自分でも気づかないうちに、一生懸命に自分のために活動してくれている「身体」に助けられていることに気づきます。
自分が過去から現在、未来まで、一人の人間で自分自分自身であるという認識は自我意識と言います。
自我意識とは、いわば「お姫様」で、自我意識を支えている体は御姫様の「居城」のような関係です。お城には食事の支度をしてくれる女中さん、外敵からお城を守ってくれる衛兵さん、壁が剥がれたら治してくれる大工さん、大切な水分を運んでくれる水夫さんなどもいるかもしれなません。
自分には自分の身体を構成し、働いてくれている実に多くの細胞、器官、臓器に助けられています。嫌がることなく、お願いせずともせっせと自分を支えてくれているのです。
その自分自身を支えてくれているものに感謝の気持ちを込めて、おいしいたべものをゆっくり、味わって食べてみではどうでしょうか。
「ありがとう細胞さん。これからエネルギーのもとをおくるからね」と。
また息を吸うときも酸素を自分の身体全体に送り届けるつもりで、「新鮮な酸素を使って、しっかりエネルギーを作ってください」と体の組織に伝えてあげる。
時間をかけて、身体のためにゆっくりと酸素を吸ってみましょう。
身体に恩返ししてみましょう。
こういう風に自分の身体は「御姫様」であるあなたを守ってくれています。
身体を大切に思う習慣を身に着けることで、不調だった心と身体が心地よくなることがあります。
是非試してみてください。そうなると自分で自分の身体を傷つけてしまうと、身体がかわいそうに思えて仕方がなくなります。
自傷行為(手首を切りたくなったら考えてほしいこと)
リストカットと言われますが、自分で自分の手首を切ってしまう人がいます。
学生の7%が経験したことがあるとも言われ少なくはないようです。
私は精神科医ですが、もし自分の担当しているクライアントが自ら手首を切ってしまったら、自分で縫合してあげたいので、形成外科の先生に縫合を教えてもらっていました。
カッターとかナイフで手首を切るととても痛いし、血が出るし、跡が残るし、やはり普通は怖いと思います。
けれど、ものすごく辛い経験をしたことがある人や、今ものすごく苦しい、生きているのが辛いと思っている人が自分の手首を切ると ほっとするとか 気持ちが落ち着くということがよくあります。
私が精神科医になったばかりの時代は、リストカットする行為は、自分はとてもしんどいんだという気持ちを誰かにわかってもらいたいからだと言われることが多かったようです。
最近は、リストカットすると気持ち落ち着く理由が分かってきました。
実はリストカットなどの自傷行為をすると、脳内麻薬と言われる「エンドルフィン」が放出されていると言われるようになりました。
これはヘロインの6倍の鎮静効果があります。人が窮地に陥った時に放出される内因性オピオイドと言われます。
大けがをしても痛さで体が動かず逃げ遅れるのを防ぐときに放出され、マウンテンハイやランナーズハイでも分泌されているようです。
つまりリストカットすると、死ぬほど苦しい状態でも気持ち楽になる方法であるため、自ら命を絶つことを考える人にとっては強力な情動安定作用があります。ただし麻薬は麻薬です。
脳内麻薬と言っても、何度も自傷行為をすればするほど、効果が弱くなるかもしれません。
そのうちにだんだんと、手首をより深くきるようになり、命を落とすほどの激しい自傷行為をしないと苦しみから解放されなくなり。
最後は死を迎えてしまいます。
リストカットする人は本当に苦しい状況になっても、なんとか心を落ち着かせようと「脳内麻薬」を出す方法に頼ってしまう。
そうならないように、普段からしっかりストレスと向き合う対処行動 認知の修正 自分の生きるためのスキルを上げていく工夫をすることがとても大切になります。しんどいときは 本当に自分にいいことをしましょう。
もし自傷行為をしてしまい 脳内エンドルフィンに頼りすぎているなら、「安心、穏やかになるふれあいホルモン「オキシトシン」に頼るほうがいいかも知れません。
これは「はぐくむ気持ち」で放出されるホルモンです。
生き物を育てる、犬や猫を抱くと放出されると言われています。
くれぐれも普段から「エンドルフィン」に頼らないようにしましょう。それは人我々が最後の力を振り絞るときにとっておきたいですね。
自ら命を絶ちたくなったら考えてほしいこと
この動画をみてくれているということは、もしかしたらあなたは自ら命を絶とうと真剣に考えているかも知れません。
いままで自分でできることを一生懸命頑張ってきたのに、生きがいが見つからず、何故、生きているかわからないと思っているかもしれません。
また誰からも理解されず、自分を価値のない人間だと思い、死なないと誰かの迷惑になると考えていると思います。
そのような気持ちになっているあなたに是非思い出してほしいことがあります。
そのような気持になったのは、何日ぐらい前ですか。
一月前や二月前ならまったくそんな気持ちはなかった。
ここまで苦しくなる理由が実は、自分でもよくわからないというのであれば、もしかしたら「うつ病」などの、こころの病になっているかも知れません。「うつ病」はひどい時は、自分で心の病を患っていることには気づかないことが多いので、心療内科や精神科といった「心の病」を治療してくれる診療所に相談してみてください。
逆に、精神科にも心療内科にも行ったことがある。
相談しても死にたい気持ちを治してもらえなかった。あるいはよけいにしんどくなったという人がいるかもしれません。
そういう人は、今まで本当によく頑張ってきたと思います。
人は自分の人生に責任を持てばもつほど 自信が持てなくなることがあります。
もう限界かもしれないと感じます。そういうときは今までよく生きた、本当によく頑張ったと、自分を思いっきりほめてあげてください。
そして私からもこの瞬間、瞬間を生きていてくれてありがとうと言いたいと思います。
自分の両腕で自分を抱きしめて、今までありがとう。
本当にしんどかったなあ。そしてこれからもよろしく、と自分自身に言ってあげてほしいと思います。よく頑張っています。
そして「あなたのままで、いていいよ」という言葉を、
一度だけ胸に刻んでみてください。
あなたは、決して一人ではありません。
YouTubeチャンネルの紹介
NPO法人心のSOSサポートネットは、自らいのちを断つ方に気付き、寄り添って必要な支援に繋げていくゲートキーパーの養成をはじめとする様々な取り組みを2011年からはじめました。
これらの活動報告、オリジナルのコンテンツを含めた発信することで思いやアドバイスを届けていきたいと考えております。
私たちの活動を支援したいという方もぜひコンタクトを取ってください。
